夫婦の思い

West Village は、[自然との共生と家族] をテーマーに、2003年秋、私たち夫婦2人ではじめたとっても小さなコテージ村です。
蛭ヶ野は、昭和21年から始まった旧満州からの引揚者の方々によって開墾がなされた、 開拓の村です。
私たち夫婦もまた、55年間住み慣れた地を離れ、ここに移住し20年がたち私たち夫婦も後期高齢者になりました。
ひるがの高原の大自然にいだかれ、人生ではじめて「くわや鍬」を手に畑の開墾をはじめました。
でも、開拓時代の方々の冬の苦労は計り知れないものがあります。
買い物に出かけるには、行きは手作りの板スキーをはき、高鷲村の大鷲地区まで出かけ、
帰りは何キロもある雪道を「かんじき」をはいて歩かれたと聞かされました。
その方々が、「今が一番しあわせ」とおっしゃいます。とっても重たいものを感じます。
たった一度の人生、いかに生きるべきか、どこまでも結論の出ないテーマーではあります。
一人の人間として、せめて家族との関わりの中で、 「生かされていることの大切さ」をどこまでも求めたたいと考えます。
そんな歴史あるひるがの高原の自然を、自分が今出来ることを大切にしながら、 地域の方々と共に考えていきたいと思っています。
訪れていただく多くのかたがたに励まされながら、愉快に楽しく過ごしています。
そんな「夫婦の有様と近郊のイベントなどをお知らせしたいと思います。